オリンピックイヤーの幕開け
2000年1月 January
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1月31日曇り

相変わらずの天気が続いているが、なんと驚いたことに街を囲んでいる山に頂上に雪が積もっているではないか。 さすがにふもとまでは降らなかったが、街中も夏とは思えない寒い風が吹き抜けていて、冷たい雨もパラパラと降っている。フリースにジャケットを着ていないと凍えてしまいそうだ。だから、今日は街を少し散策したぐらいで、ほとんど何もすることができなかった。
日本と同じ緯度にありながら、氷河が存在したり、真夏に雪が降ったりニュージーランドの自然には驚かされるばかりだ。


1月30日

今日は、南島最大のリゾート地であるクイーンズタウンへ向かう。昨年末、APECが開催され、クリントン米大統領が数日ここで休暇を過ごしたこともあり、世界的にも知名度の高い田舎町である。
あいにく朝から雨が降っていて、車窓から眺める景色はいまいちだが、途中のカワラウブリッジでは、世界で最初にできたバンジージャンプサイトを見学し、何人か実際に飛ぶところを見ることができた。クイーンズタウンは、素晴らしい自然の中で、バンジージャンプを始め、ラフティングやジェットボード、スカイダイブなどあらゆるアクティビティが楽しめる。言いかえれば、旅行者にはかなりお金のかかる場所である。


1月29日曇りのち晴れ

昨日の氷河ツアーのおかげで、ふとももの筋肉が少し痛い。しかしながら、バスは朝7時30分に出発するため、朝早く起きなければならないのがキツイ。結構きついスケジュールである。
今日は、氷河村とクイーンズタウンの中間にある森林に囲まれたコテージで宿泊。ここ一帯は、針葉樹林に囲まれた山といい、谷間を流れる渓流といい故郷の長野にそっくりである。
ここでは、川をジェットボートで渡るツアーやセスナで遊覧飛行などいくつかのオプショナルツアーが用意されていたが、あいにく雨のためどれも参加することができなかった。この旅では、今のところ天気に恵まれていない。次の目的地、クイーンズタウンでは晴れて欲しいものだ。


1月28日晴れ

朝、8時30分に宿を出発し、ツアーバスに乗ってフランツジョセフ氷河へと向かう。一日かけて探検するため、登山靴にスパイク、ハーケンまで借りて、まるで山に登るような格好だ。
最寄の駐車場でバスを降りた後は、川原づたいに氷河へ向かう。これだけでも結構な距離。 次第に姿を現してくる氷河は、切り立つ岩山に挟まれた渓谷にドンっと横たわっている。
10人ほどのグループに分かれ、ガイドに従って散策開始。氷河の表面は、小さな丘や裂け目がいくつも存在し、歩くのも一苦労するほど険しい。当然、道というものはないので、ガイドが氷を削って作った階段を足場にして進む。時には、氷でできたトンネルをくぐり抜けることもある。
天気が良かったせいもあって、いたるところで氷が溶けており、夏だというのに全て溶けてしまわないのが本当に不思議である。一日中歩き続けていたおかげで、帰る頃にはかなり足に疲れがきていた。もし氷河を歩いてみたいのなら、半日ツアーの方がいいかも。


1月27日晴れのち曇り

ニュージーランド旅行の見どころの一つ、氷河を訪れるために、フランツジョセフ氷河村へと向かう。ニュージーランドは、日本に近い緯度にありながら、日本にはない氷河が存在する。夏でも全て溶けずに万年残っているというから驚きである。
氷河のふもとにあるフランツジョセフ氷河村に到着。今日は村にあるバックパッカーズに泊まり、明日の氷河散策ツアーに備えて早く寝ることにする。


1月26日曇りのち晴れ

朝9時にウエストポートを出発し、南島の西海岸を南下する。今日目指すのは、マヒナプアという湖。アシカの生息地を訪れて散策した後、出発してしばらくすると、バスが突然ストップするというハプニング。クラッチが故障したため先に進めなくなってしまった。急きょ別のバスをチャーターして、目的地に向かうことになった。どうなることやら。
次の観光地プナカイキという所では、パンケーキロックという奇岩、(パンケーキ(ホットケーキ)をいくつも重ねたような形をした岩)を見学。
夕方、街から少し離れたパブに隣接したバックパッカーズに到着する。この日の夜は、みんなでバーベキューを楽しんだ後、ビーチへ行きビールを片手に夕焼けを楽しむ。いろんな国の旅人と交流することができた。


1月25日

朝7時30分にキウイ・エクスピーリエンスのバスに乗り込み、クライストチャーチを出発。他の参加者を乗せるため、いくつかの宿をまわった後、一路西海岸のウエストポートへと向かう。中型のバスに6人だけで少しさみしい感じだが、すぐにみんなと仲良くなれるから好都合だ。メンバーはイギリス、オーストラリア、スウェーデン、オランダ人。日本人は、自分一人だけだ。
山の中腹にある温泉で休憩。日本を離れて以来、久しぶりのお風呂、しかも温泉だ。どうやら、この温泉は日本人が建てたものらしく、露天風呂をはじめ、打たせ湯や風呂桶まで日本風でなんか懐かしいものがあった。旅はまだ始まったばかりなのに、すでに温泉で旅の疲れを癒すこととなった。まぁ、これから先の分ということで。
夕方、ウエストポートに到着するが、はっきり言って何もない街。買い出しをしようとスーパーマーケットに行ったが、6時30分ですでにしまっていた。仕方なく、今日の夕食はテイクアウェイにして、明日に控えて早く寝ることにする。


1月24日雨のち曇り

クライストチャーチは、その名を象徴するかように、街の中央に大きな大聖堂が建っていて、それを中心に通りが碁盤の目のように並んでいる。オーストラリアで言えば、アデレードのような街並みだろうか。それほど大きな都市ではなく、観光名所のほとんどは歩いて行ける距離にある。市内にはバスやトラムが走っていて便利。買い物に行くにも無料のバスを利用してスーパーマーケットに行けてしまう。
あと、観光都市のせいか、日本人旅行者やツアーバスを結構見かける。その数は、ゴールドコーストのサーファーズパラダイスほどではないが、日本人向けの御土産屋も多いし、日本語を話すキウイ(ニュージーランド人)も結構いるようだ。ニュージーランド旅行の人気の高さが伺える。


1月23日曇りのち晴れ

早朝、同室のマルコが次の目的地へ出発するため、彼を見送った後、クライストチャーチの中央図書館に行く。
今回の旅でパソコンを携帯している理由は、デジタルカメラで撮った写真や旅の日記を、現地からホームページにアップロードして、みんなにいち早く見てもらうためである。しかし、バックパッカーズホステルでは、相部屋に泊まっているため、むやみにパソコンをいじることは避けたい。荷物を盗まれることがあり得るからだ。 だから、図書館は、静かに落ち着いてHPを作成するには最高の環境である。
もう一つの問題なのは、通信する方法だ。以前、西オーストラリアのパースでやっていたように、 音響カプラーという機器を使って、公衆電話からインターネットにアクセスするわけだが、これがそう簡単にはいかない。雑音などですぐに通信が切断されてしまうからだ。ISDNの公衆電話で、データ通信用のテレホンジャックが付いているのは、日本ぐらいだろう。


1月22日雨のち曇り

バックパッカーズで同じ部屋になったドイツ人、マルコと一緒に市内を散策。お互いの名前が「マコ」と「マコト」で発音が似ているため、どうも他人に思えない親しみを感じる。大学でドイツ語を少し勉強していたこともあって、カタコトのドイツ語を交えながら会話をする。サッカーやスキー、オリンピックなど、共通の話題(特にスポーツ)が結構あるものだ。
彼はすでに北島を周り、南島の一部も旅していたので、お薦めの場所など教えてもらい、これから旅を始める自分にとって、貴重な情報を仕入れることができた。
滞在初日からいい出会いがあり、 あらためて旅の素晴らしさを感じることとなった。これから先が楽しみだ。


1月21日快晴

今日から、ニュージーランド旅行がスタート。
8時40分のフライトのため、朝5時ごろ起きてフラットを出発。シェアメイトはもちろんまだ寝ている時間。電車とバスを乗り継いでシドニー空港へ。
離陸して約3時間で、南島のクライストチャーチに到着。意外と近いものだ。でも、シドニーより時計が2時間進んでいるため、着いたのは1時30分だった。
空港のインフォメーションで調べておいたバックパッカーズ・ホステルにチェックインし、まずは情報収集をする。今回は、現地についてあまり下調べしてこなかったので、見どころがさっぱり分からない。まぁ、そんな旅もたまにはいいかなぁなんて思う。案外、何とかなるものだ。


1月20日快晴

いよいよ明日、ニュージーランドへ出発する。
同時に、今住んでいるフラットを出ることになるため、準備がかなり忙しい。幸運なことに、以前住んでいたフラットのオーナーである友達が、荷物をしばらく預かってくれることになった。どこの国に住んでも、友達の助けは心強い。しかし、コンピュータデスクやマットレス、自転車など、考えてみたらシドニーに来てから買い揃えたものばかり。もう必要のない荷物は、郵送で日本に送ったはずのに、結構残ってしまった。
少なくとも、オリンピックまではシドニーに住まなければならないから仕方のないことだけど、それにしても、たくさんの荷物である。


1月16日晴れ

そろそろ、ニュージーランドへ行く準備をしなければならないため、ビーチへ行くのは今日が最後。最後の締めくくりは、お気に入りのマルーブラビーチだ。今日も、かなりいい波が来てる。
日本では、海のない内陸に住んでいたため、ビーチにはあまり行ったことがなく、サーフィンなんて縁がなかった。でも、サーファーズパラダイスでブギーボードを買って以来、その魅力に取りつかれてしまった。
最近、実家の近所に波の出る大きなプールができて、どうやらブギーボードもできるらしいので、日本に帰ってからも楽しめそうだ。だからそれまでに、オーストラリアの本場の波で練習しておきたい。


1月13日晴れのち曇り

SOCOG報道部の担当者から、オリンピックのリハーサルを兼ねたテストイベントへのボランティア参加を依頼するメールが来た。射撃と重量挙げの大会だ。
しかし、開催が3月下旬で、すでに日本に帰国しているため、残念ながら参加できそうにない。プレ大会への参加は、オリンピック本番に向けての重要なトレーニングとなる重要なステップ。少しでも本番の雰囲気をつかむ大切なチャンスなのだが、こうして、個人的にSOCOGと直接コンタクトできるようになっただけでも、かなり大きな進展で、すでにチームの一員として扱ってくれていることが分かる。
3月に一旦日本に帰ってしまうが、これからはだんだん忙しくなっていくに違いない。


1月10日曇りのち晴れ

今日は、友達と一緒に、サザンビーチの南端にあるマルーブラビーチへ。このビーチはボンダイビーチに近い広さを持ちながら、シティから離れているため、ほとんど地元の人しか訪れない。人がそれほど多くない上、波もある程度高いので、波乗りにはもってこいだ。
朝、家を出るときは、曇っていて小雨も降っていたが、ビーチに着く頃には晴天になって最高のコンディション。ただ、水が冷たかったので、ウェットスーツを持ってきていたのは正解だった。
いつもながら、高い波が押し寄せる中、沖まで出るのがひと苦労だが、何回かうまく波に乗ることができて満足できる一日だった。


1月9日曇り

今月末からニュージーランドに旅行に行くため、旅行会社で航空券の予約をする。23日ごろ出発を予定していたが、夏の観光シーズンのため予約が取れず、21日出発になった。
南島のクライストチャーチに入って、南島北島をバスで回り、オークランドでヨットレースのアメリカズカップを観戦した後、2月末にシドニーに帰る予定。とりあえず、出発までに荷物をまとめて、今住んでいるアッシュフィールドのシェアフラットを出なければならない。


1月8日雨のち曇り

朝から雨が降っている。
今年だけかもしれないが、どうもシドニーの天気はいまいちはっきりしない。パースだったら今の時期は、一週間に5日は快晴だろう。
シドニーに何年も住んでいる友達に言わせると、特に今年は天気が悪いらしい。
せっかく、ブギーボードも買って時間もあるのに、天気がこれではどうにもならない。 早く、晴れて欲しいものだ。


1月6日晴れ時々曇り

今朝も朝から晴れたので、さっそくボンダイビーチに出かけたが、天気は良かったものの強風のためかなり波が高く、波乗りを断念。仕方ないので、シティに戻って、今月末から行くニュージーランド旅行の予定を練ることにした。
北島と南島を一通りラウンドしてみたいのと同時に、2月末にオークランド沖で開催されるヨットレースのアメリカズカップを観戦したいのだが、現在予選を戦っているニッポンチャレンジの勝ち具合によって旅の日程が変わるため、 なかなか予定を決められないでいた。だが、今日旅行会社に行って話を聞いてきたら、ニュージーランドは、今が観光シーズンなので、飛行機の席がだんだんと埋まってきているという。確かにその通りで、今まで少しのんびり構えていたが、ここ数日のうちには、旅の予定を決めてチケットを取らなければならないだろう。


1月5日快晴

シドニーに青空が戻ってきた。天気予報どおり朝からさわやかな快晴。風は少し強いものの、サーフィンには逆に追い風だ。朝食のコーンフレークを食べながら、ランチ用のサンドイッチを作る。できるだけ外食は避け、お金をかけないのがワーホリ流の遊び方だ。
今日のビーチは、シドニー湾を挟んで北側にある、いわゆるノーザンビーチの一つ、マンリーだ。シドニーでは、ボンダイに次いで有名なビーチであるマンリーは、リゾート地であると同時に多くのオージーが好んで住むベッドタウンでもある。
強風のわりに波が比較的穏やかで、ブギーボード初心者の自分にはちょうどいい。しかも、ビーチの幅がかなりあるので、他人との接触を気にせず伸び伸びと波にチャレンジできるのがいい。ただ、サーキュラキーからフェリーで行くのだが、往復で9ドル20セントもかかる(アッシュフィールドからの電車代も含めれば、12ドル20セント!)ので、毎回のようにアクセスできるビーチではないようだ。


1月4日晴れのち曇り

今日は雨という天気予報が外れたため、ビーチへ。と思ったが、昨日の体の痛み(特に右肩)が取れないので、フラットの近くにあるプールへ行くことにした。
アッシュフィールドの地域で管理している屋外型のプールは、驚いたことに毎日朝6時から営業している。しかも、2ドル20セントで入場することができる。(10回券を購入すれば、実質1ドル60セント) ブギーボードが思ったより体力を使う(まさに波との戦い)ので、普段から泳いで筋力アップをしておいたいい。シドニーに来てから、これといった運動をしていなかったので、久しぶりに泳いだら結構疲れた。


1月3日快晴

年明け初めての晴れの日。
待ってましたとばかりに、初サーフィン(ブギーボード)に出かける。今日は、 ボンダイビーチをしばらく南に行ったところにあるクージービーチへ向かう。
クージービーチは、ボンダイをひとまわり小さくした感じで、ビーチ沿いの道路には、たくさんのショップやカフェが建ち並んでいる。ただ、正月3日目だけあって、たくさんの家族連れで賑わっていた。
ビーチの違いか、今日は比較的波が穏やかで、少し沖に出るとあまり波がたたないため、途中からフィンを着けずにチャレンジすることにした。 といっても、腰の深さのところで身長より高い波が立つのであなどれない。うまく波に乗らないと体ごとすぐに巻かれてしまう。あと、人がかなり溢れているため、他人と接触しやすく、うまく波に乗ったとしても、誰かとぶつかってしまうこともしばしば。まだボードをコントロールするまで上達していないようだ。毎回そうだが、家に帰ってくると体中が痛い。 ケガだけはしない(させない)ように気をつけたい。


1月2日曇り

ミレニアムのイベントがシドニーハーバーで行われたため、公共交通機関のシティーレイルでは、大晦日から3日間10ドルで電車乗り放題の乗車券を販売した。そのチケットが今日まで有効なので、せっかくだから、今まで行っていない地域に行ってみることにした。ノースの北の方にあるベッドタウン、チャッツウッドだ。ノースは比較的治安がいいので、チャッツウッドを含め日本人が好んで住んでいる地域である。駅前に大きなショッピングセンターがあって何でもそろい便利だ、といっても今日は新年2日目なので開いているお店はセブンイレブンぐらいだったが・・・とりあえず、ホームページに載せるための写真を何枚か撮って帰宅することにした。


1月1日曇り

A Happy New Millennium!
ついに西暦2000年、新しいミレニアムの幕開け。
そして今年は、いよいよシドニーオリンピックが開催される。そもそもオーストラリアに来たのも、オリンピックボランティアとして大会に参加するためだ。この記念すべき2000年が、自分の人生にとって大きな節目となることは間違いないだろう。そのためにも、やるべきことは後回しにせず着実にこなして、オリンピックへ突進していきたい。
今年の標語は、ズバリ 「Just Do It!」だ。

 

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