1年ぶりに日本に帰国
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3月9日

ついに1年ぶりに日本に帰る時が来た。っといっても、それほど大げさなことではないが・・・朝5時に起きて、バスに乗ってシドニー空港に向かう。チェックインしようとカウンターに並んでいたところ、なんと8時30分発のキャセイパシフィック航空香港行きは機械トラブルのためフライトがキャンセルになったという知らせが・・・うーん、これは日本に帰らない方がいいということなのかなぁ? 定刻どおりに日本に着かないと、今日中に松本まで着けなくなってしまう。でも、もしどこかに泊まることになっても航空会社が手配してくれるだろう。結構のんびり構えるようになったのはオーストラリア譲りかも知れないな。 優雅にカプチーノを飲みながらそんなことを考えていた。
結局、カンタス航空のしかも名古屋直行便に乗れることになり、出発時間は3時間遅れたが、3時間早く日本に着くことができて結果的にはすごくラッキーだった。機内ではビールも2缶飲んで気分は上々だ。
約9時間かけて日本に到着。入国手続きを済ませてバスで移動し、名古屋駅からは特急しなのに乗って3時間、予定よりもかなり早く松本に到着した。久しぶりの地元は、予想はしてたけどめちゃくちゃ寒ーい。シャレにならないよ。でも、本当に帰ってきたんだって感じ。懐かしい。
これから2ヶ月間、一生懸命働いてお金を貯めて、シドニーに戻る準備をすることになる。のんびり余韻に浸っている時間はない。かなり忙しい日々になるだろう。


3月8日

いよいよ明日、日本に帰国するためシドニーを出発する。
思えば1年前、パースに降り立ってから、ずっとオーストラリア(一部ニュージーランド)で過ごしてきた。海外での1年間なんて本当にあっという間だ。通常、ワーキングホリデーで来た若者たちは、帰国した後、日本の社会に戻っていくわけだが、私の場合、今までが言ってみれば準備期間で、一旦日本に帰って資金を貯めた後、再びシドニーに戻り、オリンピックボランティアとして本格的な活動を始めることになる。これからが正念場と言えよう。
それまでしばらくの間、オーストラリアとはお別れだ。


3月7日曇り時々雨

アメックスで一緒に働いていた日本人の友達を久しぶりに訪ねるため、シドニー北側にあるノーザンビーチへ行く。彼は、日本でオーストラリア人女性と知り合い、結婚して昨年からオーストラリアに住み始めた。もうすぐ5ヶ月になる女の赤ちゃんもいて、幸せいっぱいの新婚さんだ。
私自身、今のところオーストラリアに永住しようという気はないのだが、国際結婚してパーマネントビザを持っている人の話は、いろんな面で参考になる。確かに日本の社会に比べると、仕事より家庭を大事にし、ゆとりのある生活を送ろうというオーストラリアのライフスタイルは気に入っている。しかし、日本人が海外で一生暮らす(しかも国際結婚)となると、いろんな問題が待ち構えている。いくら不況とはいえ、外国であるオーストラリアより自国の日本で働くほうが就職率も収入も断然高い。日本にいると海外で働くということにあこがれを抱きがちだが、実際に働くとなるといろんな壁を乗り越えていかなければならない。特にビザの問題が一番大きいといえよう。


3月6日曇りのち雨

次回シドニーに来た際に通うビジネスカレッジの見学に行く。当初は、ワーキングホリデーが終了してからオリンピックまでは観光ビザで滞在するつもりだったが、資金を消費するだけで収入がないので、週20時間働くことができる学生ビザを取ることにした。働いている間は生活していくだけの資金は稼ぐことができるだろう。あとは、仕事ができない期間、つまりオリンピックボランティアとして活動している2〜3ヶ月をしのぐ資金があればいいことになる。もちろん贅沢をしなければの話だが・・・
とにかく次回の滞在は、ボランティアと仕事と学校の3つを両立していかなければならない。すこしでも生活に余裕がでるように、日本にいる間にできるだけ稼いでおきたいものだ。


3月5日曇り

長かったニュージーランドの旅の疲れか、シドニーに戻ってきてから風邪をひいてしまった。旅行中は安いバックパッカーズに泊まったり、食事も自炊するため、普段と環境が著しく異なり疲れがたまりやすい。特に食事に関しては移動することが多いため、生野菜や肉類を持ち歩くことができず、栄養バランスの悪いメニューになってしまう。いろんな人たちに会うため、風邪のウイルスを受けやすいというのもあるだろう。
いずれにしても、帰国間近で準備が忙しく、ゆっくり休んでいられないのが問題だが、寒い松本に帰るまでになんとか治って欲しいものだ。


3月4日晴れのち曇り

年に一回開催されるゲイ・レズビアンの祭典マルディ・グラスのパレードを見学。シドニーを代表するイベントの一つであり、オリンピックイヤーである今年は、例年を上回る50万人の人出が予想された。パレードは夜8時からスタートするのだが、沿道のいい位置を確保するには昼過ぎから並ばなければならないほどで、さもないと踏み台を自分で用意して、後方から眺めなければならない。
パレードは、奇抜な衣装を身に着けたゲイやレズビアンがダンスやパフォーマンスをしながら街を練り歩き、さながら仮装行列といったところ。パレードは3時間にもおよぶ壮大なもので、世の中にはこれほど同性愛者がいたのかと驚かされるほどだ。みんなそれを隠そうとはせずオープンにして、それを観客も受け入れ、お互いにお祭りを楽しんでいるところを目の当たりにすると、オーストラリアがいかにゲイ先進国であることが分かる。


3月3日快晴

友達と一緒に、ホームブッシュベイにあるオリンピックパークへ行く。ここを訪れるのは実に久しぶりで、6ヶ月ぶりだろうか。前回来たときは、工事中だった建物も完成しており、オリンピックに向けて着々と準備は進んでいるようだ。パークに隣接しているアスリートビレッジ(選手村)もその全容を現し、オリンピックを行うのには最高の環境であることを象徴している。噂によると、大会2週目以降は、一般観光客のオリンピックパーク立ち入りが禁止されるようだ。つまり競技観戦チケットを持っている観客か、大会関係者しか入れないことになる。混雑が予想されるのと、テロなどの事件を未然に防ぐための対策だろう。


3月2日晴れ

アメリカズカップ第5戦が行われ、防衛艇であるチームニュージーランドが5対0のストレートでイタリアのプラダチャレンジの挑戦を退けた。さすが地元は強い。残念ながらオーストラリアのTVチャンネルでは放送しなかったため、勝利の瞬間は見ることができなかったが、優勝した瞬間のキウイ(ニュージーランド人)たちの割れんばかりの歓声はものすごいものだっただろう。
カップはそのままニュージーランドが所有し、4年後再びオークランドでレースが開催される。 その時、ニュージーランドからカップを持ち去るのは、4度目の挑戦となるニッポンチャレンジであって欲しい。ちなみに、ニュージーランドがアメリカからカップを奪ったのは、4度目の挑戦の時である。


3月1日晴れ

久しぶりのシドニーは、オーストラリアらしい夏の暑さが戻っていた。 抜けるような青空に、照りつける太陽。 日本のように蒸し蒸しする暑さではなく、からっとしているので比較的過ごしやすい。ただ、日差しが強いので、日焼け止めを塗るなどして、有害な紫外線から身を守る対策が必要だ。
帰国まであと少し。寒い日本に帰るまでに、少しでもこの夏の日差しを楽しんでおきたい。

 

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